顧問会社の研修旅行に同行して、壱岐へ行った。船の時間まですこし間があったので、天神から博多港まで歩いた。
2kmほど、30分弱。とても気持ちのよい朝だった。弁天橋で那珂川を渡る。目印となるポートタワーが見えた。
博多港。海は凪いでいるようだ。乗るのは向こうに停泊しているジェットフォイルである。
壱岐には郷ノ浦と芦辺のふたつの大きな港がある。ジェットフォイルは、博多港と両港の間を交互に結んでいる。われわれの船は芦辺港へ着岸した。
壱岐には高い山がないのでひさしぶり、四度目の上陸である。
レンタカーで20分、いきなり人気観光地である猿岩に着いた。猿はなぜか南を望んでいる。九州本土に恋人でもいるのだろうか。
第一次世界大戦後のワシントン軍縮会議で米英日の主力艦の保有率が5:5:3と決められた。建造中の艦はキャンセルされ、主砲は要塞砲となった。
最大射程35km。対馬海峡を通過する敵艦を攻撃するため設置されたが、一度も実戦で使用されることはなかった。
小説『坂上の雲』の海戦場面や、映画『ナバロンの嵐』を思い浮かべた。
バナナファーム壱岐。猿岩から車で20分。猿岩にいた優しげなおじさんの紹介で行ってみた。栄養価満点のバナナジュースやジェラートをいただいた。
月読神社。バナナファームから車で7分。ジェットフォイルが着岸した芦辺港のちかく。鳥居をくぐり階段をのぼる。ここでも話し好きなおじさんがいて、あれこれと解説してくれた。
祭神は月読命(つくよみのみこと)。イザナギとイザナミにより天照大神の次にうまれたとされる。暦・潮の干満など月にまつわるすべての行い、航海の安全などの願いごとを聞きいれてくれるという。さすが漁師の島の神だけある。
境内にはアマガエル。あすの雨模様を占っていた。
宿は奥壱岐の千年湯 平山旅館。月読神社から車で6分。
湯本温泉は古く5世紀神功皇后が発見し、応神天皇に産湯を使わせたという。宇美町の伝承とは矛盾するようにも思えるが、気にしない気にしない。
玄関にはザクロが飾られていた。ギリシャ神話にも登場し、豊穣と多産の象徴である。写真なのに絵画のよう。
夜はもちろん海鮮ざんまいである。
昔、壱岐の人から事件の依頼を受けたことがあった。打合せのつど、アワビやサザエの海鮮を持参されたことを思い出した。
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