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2013年3月11日月曜日

はてな?





なんの花か
分かります?

こうしてみると
あれ?と思いますよね。

ナズナ(薺)
はてな?→ナズナです。

別名,ぺんぺん草
または,三味線草。

ナズナの名は、夏になると枯れることから
=夏無(なつな)から。

あるいは、撫でたいほど可愛い花
=撫菜(なでな)からなど。

別名のぺんぺんは,お尻ぺんぺんではなく
三味線の音から。

あるいは,実の形が
三味線のばちに似ていることから。


ぺんぺん草は,実をすこしむいて
振ると,ぺんぺんと音がしますよね。

子どものころ
よくやりました。

名前の由来は
その音かと思っていました。

子どもたちに
そのことを伝えられていませんね。


学名のCapsella bursa-pastorisは
羊買いの財布のようなナズナの仲間。

羊飼いの財布は
実の形から。

カプセラは
ラテン語の小箱から。

春の野の身近な花だけに
由来も諸説あるようで。


どこにでも生えるので
比喩につかわれます。

ぺんぺん草が生える
というのは荒れた状態。

さらに進むと,ぺんぺん草も生えない状態に。
なにも残っていないという意味。

ケチで有名な○○が通ったあとは
ぺんぺん草も生えない。などとつかいます。


アブラナの仲間で
春の七草のひとつ。

食べられます。
かつては冬季の貴重な野菜であったらしい。


花言葉は,あなたにすべてを捧げます
あるいは,あなたにすべてをお任せします。

この春,かれし,かのじょにナズナをもらったら
ぜったいにスルーしないように!


  よく見れば なづな花咲く 垣根かな
                      松尾芭蕉

2012年1月9日月曜日

春の七種



ブログが休みのあいだに季節がめぐり
7日:人日(じんじつ)、9日:成人式でした。

人日は、五節句の一つ。
七草の節句ともいい、七種粥を食べます。

古来中国では、正月の1日を鶏、2日を犬、3日を猪、4日を羊
5日を牛、6日を馬、7日を人の日に。

それぞれの日にはその動物を殺さないようにし
人日には犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていたことから。

この日に7種類の野菜を入れたあつものを食べる習慣があり
日本に伝わって七種粥となった。

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ
スズナ、スズシロ。

邪気を払い万病を除くものとして食べる。
呪術的な意味ばかりでなく、痛飲した正月の腹休めにも実際なるとか。

春の七種(七草)のことを
若菜とも。

   君がため 春の野に出でて 若菜摘む

           わが衣手に 雪は降りつつ

                       光孝天皇

これは3月はじめころの歌かと思いきや
正月の歌なのですね。

というわけで、君(ブログの読者)がため、春の野に出でて
若菜を撮ろうとしましたが、意外に見つからず。

風邪をひいているためセリのある沢まではムリとしても
ナズナくらいはあるだとうとタカをくくっていたのですが。

しばらくして畑でスズシロ(ダイコン)を見つけましたが
あいにく畑守のおじさんが。畑守は見ずや…と断念。

ようやく見つけたのが
ゴギョウ(ハハコグサ)。

冬枯れのせいかすこし元気がないですが
邪気を払い万病を除いてくださいまし(せめてこの風邪なりと)。