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2022年9月14日水曜日

入江明日香展


  「入江明日香展 時空の旅」に行った。福岡アジア美術館にて。あまり期待はせずに行ったところ、よかった。

版画。東洋の美と西洋の技術の融合。日本古来の美と現代アニメの融合。四季、書、干支、古来からのモチーフ、パリの街風景などが組み合わさり、楽しい。繊細な描画と色のとりあわせが美しい。

女性の年齢なので言えないが、お若い。芸術家といれば年長の時代を疾うに過ぎ、最近は子どもの世代の方々の活躍が目立つ。

一番気にいった作品は、入ってすぐのところにあったもの(作者には叱られるだろうが)。もとは「L′Alpha et I′Oméga」(仏語)というタイトルの屏風絵。アルファとオメガのうち、オメガのほう。それを動画風に再構成している。

県美の中島潔展のときにも思ったが、年輩の人がいちばんつまづくのはアニメとの融合だろう。すくなくともぼくらの世代まで、アニメは芸術とは呼べず、一段低い文化と受けとめられていたから。しかし「YOUはなにしに日本へ」を見ていて思うが、アニメは世界ブランドになっている。

いきなり入江明日香だとつまづきそうな人は、中島潔から入るとよいかもしれない。これからは古来の日本美術の延長線上にアニメと融合した作品がどんどん出てくるだろう。そういえば辻惟雄さんの『日本美術の歴史』にも、そのようなことが書いてあったと思う。

https://artne.jp/irieasuka/

2012年11月1日木曜日

中島潔展




さて,寄り道をすませたボクは
つぎの場所へ。

つぎは下川端3丁目リバレイン7・8F
福岡アジア美術館。

中島潔が描く
「生命の無常と輝き」展。

2010年に京都・清水寺・成就院に奉納した
襖絵46面(!)が目玉。

写真はその1部分で
図録を写したもの。

現物の迫力をまったく欠いていますが
それでもその美しさはなにがしか伝わるはず。

それぞれの絵に
心があつくなる言葉がそえられています。

 赤は血の色,情熱の色です。
 色々な人々の情熱を全部描きたかったのです。…

ぜひとも,京都・清水寺・成就院で
この絵をもう一度見たいと思いました。