2013年1月6日日曜日
君がため若菜摘む
新年あけまして
おめでとうございます。
21013年(平成25年)の幕開け
今年はどんな年になるだろうか。
年賀状を拝見していても
みな明るい年だと見とおせないようだ。
でもそこは言霊のくに
よい年になりますように。
きょうは1月7日で
七草の節句。
七草の原点は
古代の若菜摘みだとか。
年初に雪の間から芽を出した
草を摘む風習らしい。
若菜を食べると
邪気を払い,病気にならないと信じられた。
君がため 春の野に出でて 若菜摘む
わが衣手に 雪は降りつつ
光孝天皇
『百人一首』屈指の美しい歌とされる。
(以下も含め角川文庫のビギナーズ・クラッシクス)
「君がため…」の「君」が誰かについては
諸説あるらしい。
光孝天皇は
即位したとき55歳。
苦労人の風貌があり
家臣への気配りや清貧の逸話が。
宴席で給仕役が天皇の膳に粗相をした際
灯りを吹き消して,気遣ったという。
志賀直哉の『小僧の神様』ではないが
あえてここで擱筆しよう。
わが身や政治に言及することも考えたが
いわぬが花ということもあろう。
2012年2月19日日曜日
『ビギナーズ・クラシックス 平家物語』
(雲仙・国見岳)
ここのところ日曜の帰りが遅く
きのうも大河ドラマ『平清盛』を見損ねました。
いったいどうなっているのか?ふつうのドラマだと
2回も見損ねると,筋がわからなくなります。
そんな方にお奨めなのが
『ビギナーズ・クラシックス 平家物語』(角川書店=編)。
角川文庫1冊で,平家物語の全ストーリーを現代文で
読みどころを古文と現代文の両方で味わえます。
読みどころにはもちろん,梶原景季と佐々木高綱による
宇治川の先陣争いを描いた「宇治川」や
熊谷直実が息子ほどの平家の貴公子・敦盛を涙ながらに討つ
「敦盛最期」なども含まれています。
私のまわりにも梶原さん,佐々木さん,熊谷さんらが
おられますが,このころからの名族なんですねぇ。
これら読みどころは,中学校だったかで習ったわけですが
こんな面白い話が学校で習うとなんであんなに退屈なのでしょう?
京都に行くとよく嵯峨野にいくわけですが
仲国が想夫恋を奏でる小督を発見する「小督」(渡月橋北に小督塚),
怨念を超えた祇王と仏御前の友情物語である「祇王」(祇王寺),
『滝口入道』の題材となった「横笛」(滝口寺)などのエピソードも。
乱世にあっても美しく生きることの大切さをあらためて
教えられます。
みなさまもどうぞ。
登録:
投稿 (Atom)