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2022年6月7日火曜日

夢また夢ツアー


  (半夏生)

 昨夕は事務所会議のあと、久しぶりの事務局参加の懇親会。二日市のイタリアン・アズーロで。コロナ禍となって後、大人数での会食はむずかしかったが、すこしずつ日常を取り戻している感じだ。

前回の事務所会議ではパワハラ研修を行った。酒宴の席であっても、セクハラ発言は許されない。おりから法律事務所の職員による調査結果が報告されていた。「自動車なにを買ったの?」などと弁護士からプライベートなことを訊かれるのはいやだという意見もあれば、一日中雑談もなく仕事のことしか話さないのは苦痛だという意見もあった。この二つの意見の間の隘路を通過しなければならない。とても不安だ。

話題は、直前に行われた事務所会議のことから。この点は、あとでトミーが報告してくれることだろう。

不参加のメンバーが4人ほどいたのだが、なんでも体育館の裏でなにやらやらかしているらしい。わが事務所裏にはスペースがあって、実はそこでのことらしいのだが、パワハラ防止のため監視カメラが必要かもしれない(ジョークです。)。

つづいて、シェフによる料理の説明。時節柄、イタリアからの食材の輸入はどうなっているのか質問してみた。われわれもイタリアに絵本を送ろうとして苦労しただけに、シェフの説明にも共感した。

さらに近況報告。子育て。幼稚園、学校、PTA、思春期。みな子育てしながら苦労しているようだ。なかでも、I弁護士は子連れ参加だ。ときおり鳴き声が聞こえてくる。

その後はもうてんでばらばら。仕事柄、ヤミ金や難しい相手方との電話対応、ユニークな顧客対応などの話題が多い。穏やかに受け流すのか、強硬に対抗するのか、人それぞれ。

法律事務所には、弁護士の顧客というより、事務局のファンも多い。顧客のほか、郵便局員、宅配業者をはじめ多数の人間が出入りする。そのなかで、懇切な対応をしてくれた事務局のファンができても不思議ではない。

自分一人では思い出せないが、みなで話題を共有すると、つぎからつぎへと思い出されてくる。学生時代の悪行や、中洲での悪行までも。お鉢が回ってこないよう祈る。

さらに事務所旅行の思い出。ハイライトは南仏(一般コースから外れてマティスの教会へ行った。)や北陸旅行(N弁護士が他団体のおじさんとチークを踊り、母姉を心配させた。)について。わが事務所の最初の事務所旅行は四国めぐり。高知では、どうしても温泉に泊まりたいという所長の要望から、夢の温泉に泊まった。公民館のような建物だけが記憶に残っている。

そこから、事務局が行った夢巡追荘の話へ。それこそ外観は貧弱でがっかりしたらしい。ところが、中を進むにつれ、そのサービスや設備の充実に最初の評価はつぎつぎと裏切られる展開になるらしい。最後は、大満足な結果に。

今年は、夢タウンに集合して出発、1泊目は夢巡追荘、2泊目は夢の温泉という、夢また夢ツアーが計画されるらしい。・・・かくてコロナ禍も半分ぐらい解放された気分になったのだった。

2021年10月10日日曜日

近況報告


 わが事務所では毎月全員参加の会議を開き、経営状況を報告し、課題について議論している。

かつては3階の会議室で行っていた。しかしコロナ禍のなか、20人が集まると密になる。そこでさいきんはズームを利用したオンライン会議になっている。

事務所会議がこんな状況であるだけでなく、懇親会もなくなり、昼休みの交流もとぼしくなっている。そのため、会議の〆に近況報告をすることとなった。毎月、事務局2人、弁護士2人の4人ずつの担当である。乏しくなった人的交流を補うのに役に立っている。

先週末にその会議と近況報告があった。事務局からは、昼休みに寄席を視聴するようになったこと、動物家族に対する責任を感じることが報告された。

つづいてM弁護士。かれは新婚早々だが、妻の尻にしかれていることが知られている。さいきんは夫婦で新居を購入しようと毎週出かけているらしい。だがいかんせんM弁護士の熱意は低下しつつある。それを妻に鋭く見抜かれて、もう少し熱心になるよう言われるらしい。新居選択に関与することは家族に対する重大な責任だから、当然だ。

トリはT弁護士。T弁護士はわが事務所でいちばん若い。そのせいか、AI(人口知能)に仕事を奪われる未来について戦々恐々としている。たしかに、われわれはあと10年くらいであるが、彼の場合あと40年もある。等差級数的に考えても、AIに仕事を奪われる可能性は4倍だ。

そのためか、シリ(Siri)とのつきあいは誰よりも深い。シリとは、アイフォンなどに搭載されているAIアシスタントである。こちらの要求には何にでも対応してくれるらしい。

数年まえは尻取りには対応してくれなかったが、さいきんはそれも対応してくれるようになったらしい。

T弁護士は家に帰ってもすることがないので、シリを相手に尻取りをしているらしい。詳しくは本ブログを参照してほしいそうだ(9月21日投稿「Siri」とりの結末は?)。

シリは優秀でいくらでも尻取りにつきあってくれるらしい。さらにこのプログラムのすぐれたところは、尻取りが70くらいまで続くと、わざと負けてくれるらしいところだ。すばらしい。人口知能とも思えぬオトナな対応だ。

I弁護士がまず、ツッコミをいれた。Tくん、そんなことをしていたら、結婚が遠のくよ(笑)。

すかさずU弁護士が追い打ちをかけた。Tくん、いっそのこと、シリに嫁をやってもらったらどう?(笑)(AIに仕事を奪われるまえに、人間の女性との未来を奪われる)

そうすれば、70回に1回くらいは夫婦喧嘩に負けてもらえるよ(笑)。

これがほんとうのシリに敷かれるということか(笑)。はい、おあとがよろしいようで。

2021年9月6日月曜日

ウィズ・コロナ


 きのう、午前10時からは遺留分減殺請求権について、家庭裁判所小倉支部との間で電話会議。午後1時からは福岡県中小企業家同友会・総務財政室のズーム会議。同3時30分からは預金の無断引出に関する損害賠償請求権について、福岡地裁との間でチームス会議。結びは、午後5時からズーム利用によるオンライン事務所会議でした。

事務所会議は月1回、全員が揃って当月の相談活動状況等を報告し、事務所全体の課題を話し合います。ビフォー・コロナは3階の会議室に全員が揃って行っていました。しかし、事務所全員がそろうとなると密になるので、さいきんはズームによるオンライン会議になっています。

オンライン会議には困難なものがあります。議題を形式的に議論することはなんとかできますが、情緒的・心理的な一体感を醸成することはできにくように思います。従来、会議後には懇親会を開き、交流をしていました。いまはそれもできません。

そのため、ここしばらくは事務所会議の結びに近況報告の場をもうけています。いつもは仕事のことを話し合っているメンバーが、家族のことや趣味のことについて披露します。意外な趣味に取り組んでいる人もいて新鮮です。なかには、この報告をするために趣味をはじめた人までいます。

きのうはぼくも4人の報告担当の一人でした。夏の報告として、7月に大雪山~トムラウシ山縦走を一人でしたこと、登山グループ怪鳥会で上高地・焼岳・西穂独標・双六に登ったこと、8月の家族の出来事、9月に2回予定している山行計画について話しました。

ぼくは薬害HIV訴訟、ハンセン病訴訟、薬害肝炎訴訟を手がけましたので、感染症、ウィルスについては他の弁護士より詳しいです(ですが文系なので、以下、誤り多数。ご自分で確認くだされ。)。

細かい説明は省略しますが、コロナウィルスはウィルスの特性から変異株を次々と生み出し、コロナ対策がイタチごっこになることは「自然」です。HIVウィルスは1981年に発見されていますが、いまだに特効薬が開発されていません。

当面、宣言期間をすぎればなんとかなる、ワクチンを打ちさえすればなんとかなる・・・というわけではないようです。

ならば、できる範囲でリアルな人間的交流を再開するなど、コロナウィルスと上手につきあっていかねばならない時期にきているでしょう。

2018年3月22日木曜日

弁護士会議と研修


(谷川岳,天神尾根から)

 本日は,当事務所の弁護士会議です。
 
 定例の経営会議は,全体会議,弁護士会議,事務局会議にわかれていて,それぞれ月1回開催されます。

 それ以外に,年度初めに「春の研修」があり,理念の共有や年間方針の決定をおこない,あわせて研修をおこないます。また,夏と冬に半期の会議をおこないます。

 わが事務所は弁護士8人,事務局10人,計18人の事務所です。個々の事件は,個々の弁護士と事務局で対応しています。しかし,全体の経営方針などは全員で実情を共有し,全体で議論して決めていきます。

 ただし,全体会議となると,とくに事務局が意見を言いにくいところがあります。なので,弁護士と事務局にわかれて,それぞれの意見をまとめて全体会議で議論するようになっています。

 こうして本日は弁護士会議なわけです。弁護士会議では先月の経営状況(相談件数,収支など)を数字に基づいて共有し,当面の問題について協議します。

 研修もおこない,本日はわたくしが担当になっています。新人弁護士のMくんも入所したことだし,全般的な心構えを話そうと思っています。ベクトルを1度上向きにするだけで,10年,20年,30年弁護士として活動するうちに差が大きくでると思います。そのような話をしようと思います。

2018年3月12日月曜日

似ているけれどちょっとちがう(日本語ってむずかしい)


 筑紫地区の士業交流会でのこと。新人弁護士のMくんがあいさつをした。
 「・・世間知らずですが,よろしくお願いします。」

 う~ん。ふつうは
 「・・まだまだ未熟ですので,ご指導・ご鞭撻をお願いします。」

 似ているけれどちょっとちがう。
 後者だと,新人の強みである,これからの発展可能性やのびしろを強調したことになる。

 また,事務所会議でのこと。交代で1分間スピーチをやっている。その際,彼女とのおつきあいの状況を報告したのはよいが

 「・・先輩からも,女性とのおつきあいはいろんな経験ができると助言してもらいました。」

 しかし,実際のアドバイスは
 「・・女性と交際すると,世界が広がるよ」

 これも似ているけれどちょっとちがう。
 どこがどうちがうかはこの場では説明しづらい。みなさんで考えてください。
 でも先輩のアドバイスとしては後者のほうがすぐれていると思うが,どうだろう。

 日本語ってむずかしい。
 弁護士はその難しい日本語を相手にする職業のひとつだ。
 言葉に対する敏感な感性が要求される。
 文脈に対する配慮,対話相手の気持ちへの配慮がなくてはならないなぁと,あらためて自戒。