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2013年4月18日木曜日

東京駅・天井のなぞ?え~と




(東京駅赤レンガ造り駅舎のドーム天井
左から寅,辰,巳,未のレリーフが見えている。)


きのうの西日本新聞
朝刊1面トップの記事

みなさん,読まれましたか?
へ~っという内容です。


赤レンガ造りルネッサンス様式の東京駅
ただ通過するだけはもったいないですよ。

昨年10月に復元工事が
ようやく終わりました。

100年前(1914年)の開業
当時の姿に復元されました。

見どころは,南北ふたつの
ドーム状の屋根。

なかから天井を見上げると
8角形となっています。

フィレンツェの大聖堂のドームを
振り仰いだときと同種の感動があります。


この8角形の各角に十二支でおなじみの
動物たちが配されています。

丑(うし),寅(とら),辰(たつ),巳(へび)
未(ひつじ),申(さる),戌(いぬ),亥(いのしし)。

実はこれらは
方角をあらわしています。

丑=北北東,寅=東北東,辰=東南東,巳=南南東
未=南南西,申=西南西,戌=西北西,亥=北北西。


あれ?
十二支だから4匹足りません。

卯(うさぎ),酉(とり),午(うま),子(ねずみ)
なぜかな?忘れたのか?逃げちゃったのか?

以前からこのことは
ミステリーとして話題になっていました。


こんかい,西日本の記事は
この謎を解こうとするもの。


東京駅をデザインしたのは
建築家・辰野金吾。

なんと,かれは私とおなじく
唐津市生まれなんですねぇ。(知りませんでした。)

辰野は東京駅が完成した翌1915年には
武雄の楼門を手がけています。

その楼門の2階天井には
卯,酉,午,子の彫刻が!

東京駅の8動物と楼門の4動物をあわせると
なんとぴったり十二支がそろいます。

辰野は,東京と故郷の建築を結んで
十二支を完成させたのではないか?

これが記事の要旨です。
ほんとうでしょうか?


いずれにせよ
東京駅や武雄に行く楽しみが増えました。

わくわく。

2013年3月25日月曜日

天城越え





東京出張のついでに
天城山に登ってきました。

新装なった東京駅から
新幹線こだまで三島まで。

三島から伊豆箱根鉄道で
修善寺へ(泊)。

翌朝,河津行きの東海バスで
下田街道を天城峠まで。

途中,湯ヶ島,浄連の滝
などを通過。

バスの運転手は話し好きで
カワヅサクラはもう終わりですなどと。

そうか,早咲きで有名なあの
カワヅザクラは伊豆の河津の桜なのか。


下田,河津など伊豆の南部と修善寺,湯ヶ島など北部は
中央を東西によこぎる天城連山にさえぎられています。

天城連山が一部切れたたところを
結ぶのが天城峠(標高830m)。

1904(明治37)年に
旧天城トンネル(天城隧道,標高710m)が開通。

さらに昭和の車社会になって(1970年)
新天城トンネルが開通しました(標高650m)。

天城山縦走の出発点は
この新天城トンネル北入口にある天城峠バス停。

バス停からひと登りして
旧天城トンネル。

カラオケ画面で有名な天城隧道は
こちら。

そこからさらにひと登りして
天城峠ということになります。


天城山にのぼるにあたり
たしょうの予習はしました。

まずは川端康成の
『伊豆の踊子』(1926年)。

修善寺,湯ヶ島から天城峠を越えて下田に向かう
旅芸人と道連れになった青年の淡い恋を描いたもの。

つぎは松本清張の
『天城越え』(1959年)。

これは逆に下田から湯ヶ島へ家出しようとした青年が
修善寺からきた女性と道連れになり…。

そして石川さゆりさんの
『天城越え』(1986年)。

♪あなたと越えたい
 天城越え~。

もちろん松本作品は川端作品を踏まえていて
『天城越え』の歌詞も松本作品を踏まえています。

あらためて先行2作品を踏まえて
歌詞を吟味するとなかなか深い世界がひろがります。


かくて旅の出会いを期待したのですが
会えたのは…。

(つづく)