2013年4月17日水曜日
映画『舟を編む』
映画『舟を編む』
みました。
昨年本屋大賞となった三浦しをんさんの原作
については前に書きました。
玄武書房に勤める馬締くん
が主人公。
コミュニケーション能力が弱く
営業部では「使えない」。
辞書編集部にスカウトされ
新しい辞書『大渡海』の編集に没頭するようになる。
記号の羅列としての辞書ではなく
言葉という大海原を渡る舟としての辞書。
その編集を通じ,言葉を通じてつながる感覚を磨き
同じ下宿の香具矢さんとも…。
この馬締のキャストとして松田龍平?
と思いましたが,なかなかよかったです。
フェイスブック上で友達が,原作と映画の関係を
熱く議論しています。
よかったとか
がっかりするとか。
最初から別物として鑑賞すべきでしょうね。
ボクはそうしています。
企画15年の辞書
はたして完成するのか?
最後の校正作業に追われるなか
穴が見つかり,作業をやり直すことに。
アルバイトの学生を含め
泊まりがけの合宿状態で突貫作業…。
薬害肝炎訴訟で最終準備書面を
書き上げたときの突貫作業を思い出しました。
分野を異なれど,人それぞれのミッションを
完遂しているときこそ至福のときなんでしょうね。
2012年4月11日水曜日
舟に乗る by.本も読書も好きな福岡の弁護士
まず,これは
なんのリストだかわかります?
『クライマーズ・ハイ』
横山 秀夫さん(文藝春秋)
『明日の記憶』
荻原 浩さん(光文社)
『サウスバウンド』
奥田 英朗さん(角川書店)
『夜は短し歩けよ乙女』
森見 登美彦さん(角川書店)
『サクリファイス』
近藤史恵さん(新潮社)
『のぼうの城』
和田竜さん(小学館)
『神様のカルテ』
夏川草介さん(小学館)
『ふがいない僕は空を見た』
窪美澄さん(新潮社)
じゃ,これは
なんだかわかります?
『私が語りはじめた彼は』
三浦 しをんさん(新潮社)
『風が強く吹いている』
三浦 しをんさん(新潮社)
『神去なあなあ日常』
三浦しをんさん(徳間書店)
これなら
なんだかわかりますよね?
『博士の愛した数式』
小川 洋子さん(新潮社)
『夜のピクニック』
恩田 陸さん(新潮社)
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
リリー・フランキーさん(扶桑社)
『一瞬の風になれ』
佐藤 多佳子さん(講談社)
『ゴールデンスランバー』
伊坂幸太郎さん(新潮社)
『告白』
湊かなえさん(双葉社)
『天地明察』
冲方丁さん(角川書店)
『謎解きはディナーのあとで』
東川篤哉さん(小学館)
最後の質問の答えは
2004年からの歴代「本屋大賞」。
最初の質問の答えは
おなじく「本屋大賞」の歴代2位。
まんなかの質問の答えは
三浦しをんさんの歴代ノミネート作品です。
そして2012年の本屋大賞の発表が先日あり
三浦しをんさんの『舟を編む』(光文社)が選ばれました。
2位は,高野和明さんの
『ジェノサイド』(角川書店)です。
どちらの作品も大好きで
本ブログで紹介しています。
私は個人的には『ジェノサイド』を推していたのですが
予想せよといわれれば,『舟を編む』を挙げたと思います。
それは過去の受賞傾向をみてみれば
明らか。
『博士の愛した数式』
に対する『クライマーズ・ハイ』。
『夜のピクニック』
に対する 『明日の記憶』…。
ま,選抜基準が「全国書店員が選んだ
いちばん!売りたい本」ということですから肯けます。
『舟を編む』が三浦さんの作品のなかでベストといえるか?
も一考を要するところでしょう。
でもま,これまた
書店員さん好みの道具立てであることは間違いありません。
未読の方は
是非どうぞ。
ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳
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