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2023年8月3日木曜日

黒部五郎岳と雲の平へ(3)高山植物

 




 北アルプス最奥部、黒部五郎岳と雲の平への旅2日目のつづき。

1枚目の写真の一番手前の高まりが弓折岳。その右奥が笠ヶ岳、左奥に焼岳、乗鞍岳、御嶽山が連なる。

写真手前から弓折岳にかけて土が露出しているところが登山道。弓折岳の直下のところが、弓折分岐。きのうライチョウ母子で出会ったところと紹介した場所である。

このあたりになると、もはや森林限界を超えている。シラビソなどの針葉樹林であっても生育できない。

目にみえる緑は、ハイマツ(這松)である。文字どおり、空にむかって幹を伸ばすのではなく、地面を這っている。低温、豪雪、強風など自然環境の厳しさから高い木は生育できないのである。

森林限界を超えたところで、ハイマツさえ生えていない場所がある。ひとつは、自然に崖崩れが起きたような場所。ひとつは、人が通ることによりハゲた場所。ひとつは、遅くまで雪渓が残り、ハイマツでさえ生育できない場所など。

このようなハイマツさえ生育できない場所に高山植物が生き延びている。短い夏の間に次世代へ命をつないでいる。平地のに比べ、一般に花が大きく、いっそう可憐にみえる。

ピンクの花はシモツケソウ。日本の固有種。バラの仲間。

白い花はキヌガサソウ(衣笠草)。これも日本の固有種。

暗い紫はクロユリ。川端康成の『山の音』に出てくるらしい。

2012年7月29日日曜日

キヌガサソウby.福岡県筑紫野市の弁護士ブログ



 キヌガサソウ(衣笠草)
 ユリの仲間の多年草。

 火打山へ向かう
 高谷池の手前に群生していました。

 だいたい雪解けあとの湿地でよくみかけ
 日本固有種だそう。

 大きな葉を笠状に広げており
 それを衣笠にたとえたもの。

 その衣笠の真ん中に
 真っ白い大きな花を凛と咲かせて印象的。

 あちこちで
 歓声があがります。

 学名は,Paris japonica
 日本のパリ?

 じゃなくて,Paris=ツクバネソウ属で
 日本(固有)のつくばね草という意味。

 Paris(パリス)は、
パリスの審判のパリスらしい。

 ある結婚式に,すべての神が招かれたはずが
 不和の女神エリスだけが招かれませんでした。

 ※安全地帯の歌に『碧いひとみのエリス』というのがあったけど
 なんか関係あるのでしょうか?

 エリスは怒って「最も美しい女神にあたえる」と
 黄金の林檎を宴席に投げ入れました。

 さすが!

 この林檎をめぐってヘーラー・アプロディーテー・アテーナー
 の3美神が「わたしが最も美しいわよ!」とこれを争いました。

 困ったゼウスは,この紛争を解決するため
 羊飼いをしていたパリスに誰が最も美しいかを判定させました。

 女神たちは,それぞれの専門分野の贈り物をして
 パリスを買収しにかかりましたた。

 アテーナーは,戦いにおける勝利
 ヘーラーは,アジア君主の座。

 アプロディーテーは,最も美しい女。
 あなたならどれを選びます?

 パリスは,最も美しい女を選びました。
 でも,なんとそれは人妻(スパルタ王の妻ヘレネー)!

 しかも、パリスがトロイア王の息子だったことから
 トロイア戦争の原因となったのでした。

 ほんとうでしょうか?
 ほんとうだとしたら,トロイアにとっては迷惑な話。
 
 シュリーマンが発掘した結果
 トロイア戦争が実話に基づくことは証明されていますが…。

                    ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳