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2015年12月10日木曜日

法は最低限の道徳(顧問先企業研修①)


 (丹沢から富士山)

 先日,顧問先企業の従業員さんたちに対し
 研修をおこないました。

 おおむね好評・・
 だったと思います,お世辞を差しひいても。

 法と法律にまつわる色んな話をしました。
 しばらくそのときの話から。
 
 まずは,「法は最低限の道徳である。」
 いろんな意味があるでしょうが,私はこう説明しています。

 社会にはたくさんの人間が暮らしています
 ときには不和や争いごとが生じます。

 そうした紛争を解決するルールが社会には必要で
 ルールは法にかぎらず,道徳や宗教などもそうです。

 そのため,道徳や宗教と法との関係が問題になります。
 それに対する答えが「最低限の道徳」というわけです。

 たとえば,有名な「モーゼの十戒」のうち
 1~5は宗教・道徳的で,6~10は法とかぶっています。
 
  1. 主が唯一の神であること
  2. 偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)
  3. 神の名をみだりに唱えてはならないこと
  4. 安息日を守ること
  5. 父母を敬うこと
  6. 殺人をしてはいけないこと(汝、殺す無かれ)
  7. 姦淫をしてはいけないこと
  8. 盗んではいけないこと
  9. 偽証してはいけないこと
  10. 隣人の家をむさぼってはいけないこと

 法は道徳や宗教とかぶることもあるけれども全部ではない
 法はむしろ人間関係の最低限のルールを定めているにすぎない。

 しかも,法はあまり内面に関知しない
 外形的な行動さえ律することができればよいとの立場です。

 これは大きくいえばわれわれの自由を守るため
 日常生活の細かなこと,内面のことまで法律に干渉されないためです。

 そのためではありますが,われわれが顧客から叱られることもしばしば
 その要求水準に答えられないことにもなるからです。

 交通事故を起こしたばあい
 過失があるほうは謝罪して当然です,道徳的には。

 しかし,民事事件の不法行為,損害賠償の場面では
 謝罪しなかったからといって,賠償額が高くなることはまずない。

 ここらへんが一般人の感覚とズレを生じることになる
 でも法は「最低限の道徳」だから,やむをえないんですねぇ。 
 

2012年11月14日水曜日

ま,いいか。




(丹沢からのぞむ相模湾,江ノ島,三浦半島,東京湾)

そこには衝撃の事実が!
そして,CM

その後あかされる事実
が,さして衝撃的でない…。

さいきんの安易なTV番組のつくりだけれど
本日の展開に衝撃を受けなかった方,ごめんなさい。


さて,和歌でも音楽でもなんでも巧みな藤原公任が
源氏物語の作者・紫式部に「若紫さん」と話しかけた。

さて,この場面
どうとるのか?

『源氏物語』という大きな伏線があるので
てっきりツヤっぽい場面かと理解した。いや,していた。

ところが,である。
じっさいは宴会の場面。

これは意外。
(ここ,衝撃をうけるところ)

当世,古典の日となった
11月1日は

道長の娘=中宮彰子が天皇の子(男子)を産んで50日
そのお祝いの日だったようだ。

その宴会の様子を紫式部が怜悧な観察眼で記録したもの。
それが11月1日の記事だ。

宴会の様子は
当世とあまり変わらない。

右大臣(いまなら,副総理?)は女官たちめがけて
さんざんな乱れよう。いまならセクハラおやじだ。

右大将(いまなら,○○大臣?)は女官たちに近より
裾や袖口にのぞく衣のチェック。

これもセクハラか?とおもいきや
贅沢をしていないかどうかの検分らしい。

(右大将は酒席でも公務にまじめな
堅物だということ)

杯をもらうとみな芸を披露しなければならないようで
順番がちかづくとそわそわし,祝い言葉でやり過ごす…。

などなど。
いまの宴会風景とかわらない。

そうした酒の席で
公任が紫式部にジョークをかました。

という風情なのである。
まったくツヤっぽくない。

残念。
(なにを期待していたのか?)

法律でもって定めた
古典の日。

その起源がこんな宴会場面でいいのか?
ちょっと心配になった。

でも酒の席でのことだし
ま,いいか。

2012年11月12日月曜日

丹沢





先週金曜は厚労省と
協議するため東京出張。

ついでに,そのまま
小田急で秦野まで行き泊。

翌朝4時30分,ヤビツ峠から
丹沢を歩きました。

ヤビツ峠→三ノ塔→新大日ノ頭→塔ノ岳→
丹沢山→塔ノ岳→鍋割山→大倉

途中,野生のシカ10頭,テン1匹と
いきあいました。

登山口にはツキノワグマと
遭遇しないための注意事項が。

神奈川県(東京近郊)ながら
まことに自然がゆたか。

西南方向には
富士山。

圧倒的な存在感で
美しすぎです。