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2013年4月24日水曜日

大崩山①





(袖ダキ展望台から下ワク塚の岩峰を望む)


いつものお仲間8人で
大崩山に登りました。

にちりん,シーガイアで
延岡まで。

延岡からはレンタカーを借りて
山麓まで向かいます。

約1時間,せまい道を
くねくねと進みます。

前回はタヌキが4匹出むかえてくれたのですが
今回は野生動物に行きあいませんでした。


大崩山の登山口は
祝子川渓谷です。

祝子って読めますか?
「ほうり」と読みます。

日本神話に登場する
火遠理命(ほおりのみこと)から。

山幸,海幸のなかの
山幸彦のことです。

木花之佐久夜昆(このはなさくやひめ)の子で
ヒメが夫の疑いをはらすため火のなかで産んだとされます。

神武天皇の
祖父にあたります。

海神の娘のトヨタマヒメ(豊玉毘売)が妻。
つまり,トヨタマヒメは神武天皇の祖母。

大崩山のお隣にある山は
トヨタマヒメをまつることから祖母山。

さすが
神話のふるさと。


初日は,祝子川沿いを散策して
足馴らしをしようとしたところ,あいにくの雨でした。

やむなく祝子川温泉・美人の湯に入り
トランプをしてはしゃぎました。

  

2012年1月30日月曜日

宝満山の名は? by.山歩きの好きな福岡の弁護士



 (山頂の岩。「宝満山上宮碑」)

 さてきょうは婚活話からやや脱線して
 宝満山の名前の由来に関する一考察。 

 玉依姫(タマヨリヒメ)が鎮座する山であれば
 玉依山となりそうですが、そうではありません。

 玉依と御笠はほぼ同じ意味なので
 御笠山でいいようですが、いまはそう呼ばれていません。

 祖母山は豊玉姫が鎮座するところ
 豊玉姫は神武天皇の祖母にあたるので祖母山。

 豊玉姫と玉依姫は姉妹ですから
 大叔母山でもよさそうですが、違います。

 玉依姫は豊玉姫の子を養育し神武天皇を産んだとされるので
 母山でもよさそうですが、それも違います。

 じゃ、なぜ宝満山なのか?
 それは玉依姫が別名、宝満大菩薩だから。

 日本人にはもともと神を信じていたところ
 6世紀に仏教が伝来。

 その後神仏は融和し
 10世紀初めころには神仏習合。

 グローバル宗教(といってもアジア限定でしょうが)である仏教の
 日本語バージョンが神道であると理解されるように。

 日本では玉依姫と名乗る神も、仏教の本地インドでは
 宝満大菩薩であるとの理解だったんですね。

 太宰府市が建てた中宮跡の説明板によると
 「この山の本地仏十一面観音」とあります。

 こうして1000年くらいは神仏の仲がよかったのですが
 明治維新ののち仲違いして神仏分離、廃仏毀釈に。

 宝満山の7~8合目にあった中宮も
 廃仏毀釈の憂き目に。

 十一面観音をまつっていた大講堂はとりこわされ
 中宮跡は茅野になりました。

 かくて神仏分離、廃仏毀釈により
 玉依姫≠宝満大菩薩となったはず。

 でもそこは日本人の宗教的おおらかさでしょうか
 宝満山の名は残ったんですねぇ。

 ま、先に挙げたどの候補よりも宝満山。
 なんとなくリッチな気持ちになれますよね。

                   ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳