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2021年10月20日水曜日

歩く瞑想(2)

 

 歩く瞑想といっても、目をつぶって歩くわけではない。五感をフル稼働させて、自然と交流しよう。大宰府政庁跡、空も大地も開放感がすばらしい。背後は四王寺山である。日本が白村江の戦いに敗れたあと、古代山城である大野城が築かれた。

 政庁の左奥には、令和の里として有名になった坂本神社がある。梅花の宴が催された大宰府長官邸跡と推定される場所の一つである。坂本神社の裏手には、古木が一つ残されている。蔦類にまとわりつかれているのか、間貸ししているのか。


 政庁のまわりは水路があり、セキレイのカップルが仲良く遊んでいる。ご先祖はイザナギとイザナミに性交の仕方を教えたという栄誉を与えられている。夫婦仲がよいのとしぐさが由来だろう。

 
 坂本神社のまえを四王寺山に向かうと登山口がある。しばらくいくとクサギの実がなっている。森の宝石のようだ。だが名前のとおり、葉をさわると臭い。美しいけれども臭い、人間でもそういう人がいる。つきあいが難しい。

 四王寺山は円錐ではなく、お鉢のようになっている。ぐるっと一周しよう。お鉢めぐりという。稜線にはツワブキがたくさん咲いている。ツワブキを見ると、いつも妻夫木聡→ロトセブンを連想してしまう。もうちょっと仕事を選べないものか。

 などと考えていたら、アサギマダラが優雅に飛来した。南は南西諸島から北は新潟あたりまで、長距離の渡りをすることで知られている。2~3週間まえには、フジバカマに群れていた。もうみな南の島に渡ってしまったのではないか。迷子かな。

 お鉢のうえには、たくさんの石仏がまつられている。三十三の観音様だ。観音様は三十三のお姿に変化し、迷えるわれわれを救ってくださる。こちらは千手観音様。
 
 山頂稜線からの眺め。正面は天拝山。道真公が都への帰還を祈った。すぐ下に大宰府政庁跡も見えている。よく見れば、左手にわが事務所も見えているはずだ。
 
 すこし下ると、岩屋城跡がある。高橋紹運が島津軍を迎え撃ち、玉砕した場所。兵どもが夢の跡だ。街中にある緑が水城跡だ。大野城から延びる尾根に接続している。右手の博多湾から攻めてくるであろう、新羅・唐の連合軍に対する備えだ。

 下山すると、観世音寺・戒壇院の裏に戻る。コスモスが揺れている。コスモスは秩序と調和の象徴だ。歩く瞑想により、心にコスモスを回復できれば、ありがたい。

2012年8月19日日曜日

クサギby.福岡県筑紫野市の弁護士



 いまの時期,宝満山には
 登りたくありません。

 暑いし
 カやアブが多いので。

 でも登っている人も
 おおぜいいます。

 ただただ運動という方もいますが
 半分くらいは大きな山の体力づくり。

 われわれも9月に奈良の大峰山に登る予定があり
 その準備運動のつもりで夏の宝満登山を計画しました。

 ところが,大峰登山がとある事情で中止になり
 なぜか宝満登山だけが残ったのでした。

 もうさいしょから汗だくで
 秋冬春の2倍は疲れます。

 山道をいくと
 ヤブのなかに白いものがちらほら。

 なにかな?と思ってちかよると
 クサギ(臭木)の花でした。

 葉をさわると臭いので
 この名を頂戴しています。

 こんな花を咲かせるのだから
 もう少しエレガントな名前がありそうなもの。

 ま,ヘクソカズラより
 ましですが。

 シソの仲間の落葉小高木。
 シソの仲間というのはちょっと意外ですね。

 まえはクマツヅラの仲間とされていたようで
 そのほうが植生からすると,ありそう。

 でもおそらく遺伝子的には
 シソに近いのでしょう。
 
 それにしてもこの花
 宇宙人の襲来のような,誘っているような…。

 いかにも蝶や蛾を誘って
 受粉をしてるって感じですね。

 花もどくとくですが
 実がなると,やはり宇宙っぽいです。 

 花言葉は
 運命,治療。

                    弁護士 浦田秀徳
 

2012年7月5日木曜日

ボタンクサギ by.福岡県筑紫野市の弁護士ブログ



 ボタンクサギ(牡丹臭木)
 きのうのムラサキシキブとおなじクマツヅラの仲間。

 もちろんクサギ(臭木)の仲間なので
 葉は臭いわけですが,花はいい匂いです。

 事務所の裏山の縁に咲いていました。
 アジサイかと思ってちかづくと,ちがっていました。

 また場所がらから自生かと思いきや
 中国南部~インド北部が原産地。なので別名,ヒマラヤクサギ。

 また花の色から別名
 ベニバナクサギ(紅花臭木)。

 クサギと呼ぶのは
 ちょっと可愛そうなぐらい可愛い。

 花言葉は,清楚、はじらい、運命、治療
 なんか小説になりそうなとりあわせ。

         ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳