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2022年7月12日火曜日

『妻が口をきいてくれません』


  前回の事務所会議の際、ワークショップを行った。「事実をどう見るか。」というテーマで迫田班が報告を行い、それについてチームにわかれてディスカッションを行った。

本年度新機軸の一つ。事務所会議を活性化し、事務所内の風通しをよくしたいが、どうしてもマンネリ化しがち。そこでやってみることにしたのが、この方法。

タネ本は野原広子さんによる『妻が口をきいてくれません』(集英社刊)。手塚治虫文化賞・短編賞を受賞している。

まずは夫の側から。ある日、妻が口をきいてくれなくなり、あれこれ模索するも打開せず。場面切り替わり、妻の側から。口をきかなくなるまでの長い導線の紹介。

裁判をやっていると、一つの事実が二つにも三つにも化ける。事実を偽っていることもあるけれども、同じ事実が観方によって違うということも多い。夫婦でも、実はまったく違う世界を生きているということはある。

チーム分けでは、年配者グループに入れられた。若い人たちとわれわれではそれぞれ「常識」が違うので、議論がかみあうよう配慮したとのこと。

その結果、女性4人に男性1人という多勢に無勢じょうたい。なにを言っても、あーそうですよね、だからですよと言われているような気がする。

夫婦間での話題のあと、事務所内での弁護士と事務局のコミュニケーションの話題に進展するかと思いきや、突然の終了。迫田弁護士いわく、そこは「余韻と省略」(MY弁護士の言葉)なのだそう。なるほど。

2015年6月29日月曜日

おすすめのメニューは?


今日は、法律相談について思うところを書きたいと思います。

弁護士の仕事は、法律相談を受けるところから始まります。
法律相談では、事実を丁寧にお聞きして相談者の方が何を求めているのかを把握し、解決方法として考えられるメニューをいくつか提示します。そのメニューの中からどれを選択するかは、最終的には相談者の方の決定にゆだねることが多いですが、このとき弁護士としておすすめするメニューも伝えます。

例えば、ABCと3つのメニューが考えられる場合、事案の特徴、解決までに予想される期間、費用などを総合的に考慮して、今回はAがいいと思いますよとか、今回はBがいいと思いますよと伝えます。

もちろん弁護士がどう解決するのかを示すのが原則ですが、知識さえ得れば相談者の方がご自分で解決可能な事案であれば、弁護士費用の負担等を考慮して、まずは今ご自分でできることを丁寧に説明することが「おすすめメニュー」である場合もあります。

ただ、「おすすめメニュー」を提示しても、飲食店と同じように、今日は他の料理が食べたいというお客さんもいますし、「おすすめメニュー」の中に苦手な食材が入っているので避けるお客さんもいます。

例えば、この人にはお世話になったから巻き込みたくない、今回のことは職場には知られたくないといったことです。

このような相談者ごとの特徴を把握した上で、「おすすめメニュー」を提示できるのが弁護士としての力量の1つだと考えています。

当事務所は、それぞれの相談者の方に最善の「おすすめメニュー」を示すため、日々研鑽を重ねております。



弁護士 山野和也

2013年9月19日木曜日

エンディングノートのおすすめ


昨日は,
大野城まどかぴあにて,
第13回の市民法律講座を
開催しました。


今回は,
高齢になるときに作成をおすすめしたい

「エンディングノート」

の話でした。


迫田登紀子弁護士の講座に
30名ほどの方がお越しくださいました。

皆さん熱心で,
関心の高さに驚かされました。



エンディングノートを作るということは,

今までの人生を思い出しながら,
これからの残りの人生を
自分自身で描いていく…
そういった作業です。

事務所でも販売しておりますので,
興味をお持ちの方は
お声掛けください。




次回は,11月21日(木)
夜7時から筑紫野市生涯学習センターにおいて
吉野隆二郎弁護士による

「交通事故」についての講座です。

誰もが遭うかもしれない
交通事故で気を付けるべきことを
お話ししていきます。

こちらにも是非お越しください。
お待ちしております。


2013年8月1日木曜日

世間はもう夏休み?


裁判所は,いわゆるお役所です。

そのため,人事異動もありますし,
夏休みも正月休みもあります。
(もちろん当直の職員はいますが)


裁判官もやたらと解決を
伸ばしたくはないので,

「なんとか異動までには…」
「なんとか夏休みまでには…」と
いった具合に

気合を入れて取り組んでくれる場合もしばしば。


もっとも,
人事異動時期に当たる3月下旬や,
夏休みがある8月ころは,
どうしても裁判の日程が入りにくい
現状があります。




そんなわけで,
少し事件の進展が遅れたり
する季節です。

決して私が夏バテをして
サボっているわけではございません。



皆様のご理解をお願いします。

当事務所は,今日も元気です。



2013年7月24日水曜日

リニューアルのお知らせ


事務所のホームページが
リニューアルしました。


…といっても,
トップページに変化はないのですが。






改訂しましたので,
ぜひご覧ください。


弁護士それぞれの個性が
出ているところだと思いますので,
当事務所の弁護士を
お知りの方にも,
そうでない方にも,
ぜひ見ていただきたいと思っています。

ご感想などもお寄せください。



また今後も,当事務所では
ホームページに
新たなコンテンツを導入予定ですので,
こちらもお楽しみに。





今日も暑くなりそうです。

皆さん,熱中症にはくれぐれも
お気をつけて。


2013年7月23日火曜日

ベイビー誕生


イギリスの
ウィリアム皇太子夫妻の間に生まれた
ロイヤルベィビーが
話題になっております。

既に生まれたお子さんの
名前がブックメーカーで賭けの
対象になっているといいますから,
なんとも
国民性の違いとは
大きなものです。



さて,
ロイヤルベィビーと
同じ誕生日というわけにはいきませんでしたが,
当事務所の
事務員も本日早朝,
元気な赤ちゃんを
出産しました。


母子ともに元気だとのこと。
おめでたい限りです。


こうやって,
新しい命が生まれてくる様子は,
とても神秘的ですね。




ただ,
もっと子育てがしやすいような
社会環境をつくっていかなければ…と思います。

お父さんにとっても,
お母さんにとっても,

そして,
生まれてきた子どもにとっても

住みやすい社会にしていかないと
いけませんね。



ん?

これは,私が

国会議員

にでもなるしかないですかね。



(当分,立候補の予定はございません。)

2013年7月15日月曜日

ちくしーランド


こんなことを法律事務所のブログに
書いても仕方ないのでしょうけれど…



先日,レンタカーを借りて
IKEA福岡新宮に行ってきました。


初めて行ったのですが,
楽しいところですね。


家具や雑貨の配置が面白く,
どこか遊園地のアトラクションのような
雰囲気がします。

だんだんと購買意欲が湧いてくる…
そんな仕掛けがされているように
感じました。



やはり,
時間を過ごすにつれて,
良い意味で「ほぐれてくる」ような場づくりは
大切ですね。



話は変わりますが,
当事務所でも
いらっしゃった方がお話をしやすいよう
相談室スペースを設けています。


きっとお悩みも「ほぐれてくる」
はずです。
お気軽にお立ち寄りください。


ちなみに,アトラクション要素は
ありません。あしからず。



2013年7月8日月曜日

盛夏,到来。


梅雨明けしましたね。


梅雨明けした途端に,
見事な夏空。

厳しい暑さ,到来です。



弁護士は,
事務所に座ったまんま一日が
過ぎていく…と
思っている方もいるのではないですか?

たしかに,
一日外出しない日もありますが,
意外と外出が多いものです。

裁判・調停等はもちろん,
大型訴訟の弁護団会議や,
地域団体の集まり,
大学での講義,
勉強会,
現地調査などなど。



暑すぎるのも,寒すぎるのも,
大雨も,大雪も
できれば外出するときには
おさまってほしいなぁ…と
思っているのですが,

そういった疾しい心があるときに限って,
出かける直前に天気が急変
したりするものですね。


いつでも穏やかな心で
過ごしていきたいものです。



次回は,
「弁護士バッヂ」の正体について
お話していこうと思います。

お楽しみに。

2013年7月4日木曜日

木曜日の宴


当事務所では,
毎月必ず事務所全体で
ミーティングをします。

一か月間のまとめをして,
問題点を検討するとともに,
また明日からの一か月も
頑張っていこう!

要するにそういう会議です。


(こんなざっくりとした説明をすると,
他の弁護士からお叱りがありそうですが…)



そのあとは,
皆でお食事会。

これも大切な時間です。



木曜日ではなく金曜日だったら
もっと元気に飲んでいたのに…
そう思ったのは私だけでしょうか。



かくして,
誰一人として
二日酔いになることもなく
今日も
「ちくし法律事務所」は元気に執務しております。




2013年7月2日火曜日

「少年付添人」って何?


先日,
福岡県弁護士会内の組織である
子どもの権利委員会に
出席してきました。

当事務所では,
迫田登紀子弁護士,井上茉彩弁護士,
そして私,森が所属しています。


刑事・民事を問わず,
また,ある時は法教育の分野からも
子どもにまつわる諸問題を
検討しています。



先日話題になったのは,
「少年付添人」について。

大人が刑事事件の手続きに乗ると,
「弁護人」が
つけられる場合がありますが,

簡単に言うと,その少年版です。


しかし,その業務内容は,
刑事弁護に留まりません。

少年がなぜ非行に及んでしまったのか。
今後,改善していくにはどうすればいいのか。

まさに駆け回るような
付添人活動をしていきます。



私も先日,
ある少年に出会い,
彼の付添人として活動しました。

彼は,更生して,元気に働いているでしょうか。

また機会を見つけて,
話をしてこようと思っています。

少年の非行については,
当事務所のQ&A(コチラ)も
ぜひご覧ください。




今日は真面目な話題になりました。

明日は,
検察官の七つ道具(?)である
「風呂敷」にスポットを
あててみます。

お楽しみに。

2013年6月18日火曜日

リニューアル


リニューアル…といっても,
ブログの外枠は
何も変わっておりません。


皆さん,こんにちは。
弁護士の森です。
今日からどうぞ,お付き合いください。

まだ,「森という弁護士を知らない」
というあなた。
コチラからプロフィールを
ぜひご覧ください。
(当事務所の弁護士プロフィールの
ページが開きます)

私はページの一番下におります。



先日,
浦田弁護士より,
「3年という区切りだから」と
何やら不思議な理由で
ブログ更新をおしつけ……

もとい,
ブログ更新権限を「委譲」されました。


(一部,不適切な表現がありましたことを
お詫び申し上げます。)



今後,
徐々にリニューアルしていく予定です。

また,幅広い話題で
更新していければと思っています。


手さぐりになりますが,
どうぞこれからもブログにお越しください。





2013年6月5日水曜日

詐欺と悪徳商法(1)






きのうは月1度の事務所会議でした。
毎月の出来事や方針を話しあいます。

その席に,お客さまがこられました。
ブログの話題等について話してもらいました。


弁護士によるネットでの情報発信について
「読者の役に立った話題」を教えてもらいました。

ネットユーザーの関心を反映してか
ランキングの1位から50位まで男女関係の話題がずらり。

本ブログのモットーは明るく楽しくなのですが
読者の知りたいことも伝えなくてはなりませんね。

ランキングの話題を参考に
ときどき,解説していきたいと思います。


さっそくきょうは
「詐欺と悪徳商法」に関する話題から。

えっ,サドの悪徳の栄え?
ちがいます。

悪徳というと背徳が原義でしょうが
商道徳に反するという意味でしょうね。

悪徳商法とは,悪質な者が不当な利益を得るような
社会通念上問題がある商売方法とされています。


他方,詐欺は,他人をだまして
金品を奪ったり損害を与えたりすることです。

詐欺となれば犯罪で,刑法で処罰されますし
民法上も契約を取り消すことができます。

しかし実際問題,詐欺かどうかは
外側から判断がむずかしい。

ラーメン屋台での無銭飲食を例にとりましょう。
(悪用はしないでください。)

屋台に入る前,財布が空であることを知っているばあい
この無銭飲食は詐欺になります。

でも,ラーメンを注文した後,財布が空であることに気づいたら
詐欺にはなりません。

仮に,実際は前者であったとしても
それを法廷で立証することは困難です。


悪徳商法はたんてきに詐欺商法
といったほうがわかりやすいでしょう。

でも,詐欺というと上のような理由で
範囲がせばまってしまいます。

詐欺にはならないかもしれないが
かぎりなく詐欺的な商売もあるでしょう。

古典的な詐欺にはあたらないとしても
消費者を保護すべき場合があります。

このような理由で,詐欺商法と呼ばず
悪徳商法と呼んでいるんでしょうね。


さて,そうするとどこまでが
悪徳商法なのか線引きがむずかしい。

①「悪質な」者が②「不当な」利益を得るような
③「社会通念上問題がある」商売方法?

悪質かどうか,不当かどうか,社会通念上
問題があるかどうか?価値判断が3つも必要です。

なかなか難しい判断です。
どう考えたらよいのでしょう?

(続く)

2013年4月4日木曜日

レット・イット・ビー?





事務所で朝,執務をしているところ
有線でレット・イット・ビーが流れています。

  ♪ ボクが悩んでいると
    マリアさまがあらわれて

    おっしゃった知恵の言葉は
    ”Let it be”


3月までは1階で聴いていたのですが
4月からは2階です。

いままでと違い
まわりの景色が明るくみえます。

有線の聞こえ具合も
どこか新しい。


3月29日に,席替え担当替えを
おこないました。

ボクは1階から
2階へ異動。

担当もSさん&Tさんから
Hさんに替わりました。


弁護士7人事務局9人の法律事務所ですが
2年に1度,席替えと担当替えをしています。

人間は,飽きやすいし
マンネリ化しやすい生きもの。

マリアさまのお言葉ですが,ときどきは
環境を変化させたほうがリフレッシュできます。


というわけで,いままで1階に来られていた
みなさま,ご注意ください。

玄関左のエレベーターで
2階までお願いします。


写真の花は
キブシ(木五倍子)。

花言葉は
待ち合わせ,出会いです。

2013年4月2日火曜日

久方の光のどけき春の日に





みなさま
花見はおすみですか?

ことしの花見は
いかがでしたか?

福岡での花見の時期はすでにすぎ
残った花もはらはらと散り敷いていってますね。


うちの事務所では
先週の火曜が花見でした。

昼休みに
裏山の二日市公園で。

もう恒例で
なん年もやっています。

フェイスブックで報告したら
OGの方々も懐かしんでいました。

単発的な行事は忘れても
恒例の行事はやはり覚えているものでしょう。

みなさまの職場や家庭にも
恒例でやってますか?


さて,花見をしながら詠んだ和歌を一首
といいたいところですが,できません。

代わりに,小倉百人一首にある
桜の歌をご紹介しましょう。

  花の色は うつりにけりな いたづらに
           わが身世にふる ながめせしまに
 
                              小野小町

  久方の 光のどけき 春の日に
           しづこころなく 花の散るらむ
                               紀友則

  いにしえの 奈良の都の 八重桜
           けふ九重に にほひぬるかな
                               伊勢大輔

  もろともに あはれとも思え 山桜
           花よりほかに 知る人もなし
                               大僧正行尊

  高砂の 尾上の桜 咲きにけり
           外山の霞 立たずもあらなむ
                               前中納言匡房

 
  花さそふ 嵐の庭の 雪ならで
           ふりゆくものは わが身なりけり
                               入道前太政大臣

以上6首
のようです。

花見はいにしえの奈良の都のころよりの
恒例行事だったようで。

うち半分は,散りゆく桜に
わが身を重ねたもの。

そのような花見こそが意外と
通の見方なのかもしれません。

そうだとすると,花見の本番は
「いまでしょ!」。(なのか?)