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2025年4月13日日曜日

法律相談ー確率的な未来予測と行動指針(4)

 

 ある離婚事件で、ある弁護士と引き合いになった。相手方が妻である原告の依頼を受け、当方が夫である被告の依頼を受ける事件だった。このような場合に引き合いになるという。

 ある弁護士は知らない弁護士だったのでホームページを拝見すると、離婚専門弁護士を名乗っておられた。

 弁護士業は国民の財産を守る公的な仕事なので、自由業ではあるがいろいろな規制をかぶっている。医者とちがって、あまり専門性を標榜してはならない。少なくとも昔はそのように言われていた。いまもそうではなかろうか。

 不貞があり、慰謝料を1000万円請求されていた。不貞慰謝料の相場は200万円である。それにもかかわらず1000万円も請求してくるというのはどうなのだろう?依頼人の強い希望なのだろうか?

 最善を期待しつつも最悪に備える立場からすれば、受任時に「ご希望どおりに1000万円を請求しますが、裁判の相場は200万円ですよ。裁判官から200万円で和解打診があると思いますが、その時はその金額を飲まざるを得ませんからね。」という説明を行う。

 本件でも相手方弁護士は離婚専門弁護士を標榜しているのであるから、当然これくらいの説明は行っているだろうと思い、応戦した。

 しばらく主張をかわした後のある期日において、案の定、裁判官は慰謝料200万円で和解するよう打診した。

 次の期日、相手方の弁護士は「和解打診の内容を説明したが、依頼人の納得を得ることができなかった。」と報告した。裁判官は、困ったですねぇという顔をして、再度200万円で説得するよう相手方弁護士に依頼した。

 次の期日、相手方の弁護士は「和解打診の内容を説明したが、依頼人の納得を得ることができなかった。」と報告した。裁判官は、困ったですねぇという顔をますます険しくして、再度200万円で説得するよう相手方弁護士に強く指示した。

 さらに次の期日、(以下同文)。

 この経緯からみるかぎり、相手方弁護士は、受任の際、1000万円の慰謝料を請求することしか説明していなかったと思われる。離婚専門を名乗るまえに、弁護士としてのイロハができていないといわざるをえない。

 着手金は請求額(正確には、事件の経済的利益の価額)をもとに算定されるので、1000万円を前提に計算したとすると200万円の5倍になる。しかし、これでは詐欺と言われてもしかたがない。

 最近は、弁護士の営業ツールとしてホームページが欠かせない。また競争が激化しているので、経営コンサルタントに依頼したり、ホームページ作成業者に依頼したりする弁護士も増えている。ほとんどそうなっているかもしれない。業者の言いなりに宣伝をしているので、中身が伴っていないことも多い(たいへん失礼ながら)。

 結局、これにより被害を被るのは利用者である国民である。利用者である国民はホームページに書いていることを信じるほかない。口コミがあるではないかというかもしれないが、知っている事務所の口コミを拝見するかぎり、あまり実態を反映していないように思う。

 弁護士を増員して競争するようになれば、サービスが向上し、向上できない弁護士は市場から脱落し、弁護士サービスはさらに向上する・・・と言われていたのだが。どこでどうなってしまったのだろう。

2017年11月20日月曜日

最近の離婚裁判における財産分与事情(福岡家裁)


        (傾山三つ尾にむかう尾根上の紅葉)

 ある離婚事件裁判の期日が福岡家庭裁判所で開かれました。当職は夫側の事件です(もちろん妻側につくこともあります。妻側のほうが実際に現金を手にする解決になることが多いので,当事者の満足が得られやすいです。)。

 本件では,離婚すること,未成年の子どもの親権者をどちらにするのか,養育費の額についてはほぼ争いはなく,離婚慰謝料と財産分与について激しく争っています。

 慰謝料については,夫婦間に暴力,暴言があったのかどうか,あったとしてその頻度や程度が問題になっています。これらの問題は,どちらに,どれだけの証拠があるかによって決着がつくことになります。

 財産分与は,夫婦で協力して形成した実質的な共有財産を清算する制度です。離婚をした者の一方は,相手方に対して財産の分与を請求することができ,当事者間に協議が調わないとき,又は協議をすることができないときは,家庭裁判所に対して協議に代わる処分を請求することができます。ただし,離婚後2年間の期間制限があります(民法768条1項,2項)。

 家庭裁判所は,双方がその協力によって得た財産の額その他一切の事情を考慮して,分与をさせるべきかどうか並びに分与の額及び方法を定めます(民法768条3項)。そのため,われわれも一切の事情を主張し,立証しなければなりません。

 夫婦がその協力によって得た財産が対象ですから,どちらかの特有財産は,この対象から外されます。なぜなら,夫婦の一方が婚姻前から有する財産及び婚姻中自己の名で得た財産は,その特有財産(夫婦の一方が単独で有する財産をいう。)とするからです(民法762条1項)。したがって,たとえば,婚姻前からもっている定期預金や,婚姻中に相続した土地などは,夫婦で協力して形成した財産ではありませんので,財産分与の対象財産ではありません。

 しかしながら,そのようなものも含め,夫婦のいずれに属するか明らかでない財産は,その共有に属するものと推定されています(民法762条2項)。民法の建前としては,夫婦別産制といって夫婦はそれぞれ別の財産を有していて,夫婦関係を維持するのに必要な限度で協力しあうことを予定していたようです。が,日本の現状では,そのような関係は水臭いものとされ,あいまいなまま夫婦関係を続け,離婚の際にあわてることが多いようです。たとえ水臭くとも,漫然と相手まかせにしないで,きちんと取り決めをし,できれば年次報告をしあうぐらいが,いざというときに安心です。

 夫婦の収入を漫然と妻,もしくは夫まかせにしていると,離婚の際に財産分与の対象財産がどこに,いくらあるのか,さっぱり分からないということになります。この場合,相手方に対し,求釈明といって情報の開示をまず求めます。

 そのような任意の開示でなかなか納得のいくようなものが示されなかった場合,次に,調査嘱託という制度があります。すなわち,裁判所は,必要な調査を官庁若しくは公署,外国の官庁若しくは公署又は学校,商工会議所,取引所その他の団体に嘱託することができるとされています(民事訴訟法186条。なお,離婚訴訟は,人事訴訟法であり,人事訴訟法というのがあります。しかし,人事訴訟法は,民事訴訟の特例等を定めているだけなので,基本的には民事訴訟法によることになります)。これにより,相手方の金融資産が所在する金融機関に対し,調査を行うことができます。しかし,これも全国すべての金融機関に対する,いわゆる探索的な調査はできませんので,調査をすることについての一定程度の根拠は必要になります。

 このような調査の結果,対象財産の全貌(と思われるもの。当事者がなお納得されないこともありますが,証拠裁判主義の立場からやむを得ません。)が判明すれば,あとはその分与の程度ですが,2分の1ずつ分けることが一般的です。

 そうなれば,訴訟も一区切りを迎え,裁判所が和解案をだすこともありますし,和解解決が難しければ,人証の取調べ(証人や本人たちの尋問)をおこなっていくことになります。
 その結果に基づき,ふたたび和解の勧試がなされ和解が成立することもありますし,当事者が納得されなければ判決という運びとなります。
                            H.U.

2011年12月4日日曜日

レスレス? by.離婚事件にも取り組む福岡の弁護士



 先日の「セックスレス?」の記事に対し
 たくさんのレスをいただきました。

 ありがとうございます。おかがさまで
 「レスレス」にならずにすみました。

 でもま、反応するしないにかかわらず
 夫婦とはなにか?考えさせられますよね?

 パリAFP時事の記者をはじめ、これを援用した日本の時事通信や
 ヤフーニュースの【こぼれ話】の担当者もそう感じたはず。 
 
 わがブログただ1人にして最強のコメンテーター
 シドニー小林さんからもレスをいただきました。

 おひさしぶりです。いつもありがとうございます。
 人生の年輪を感じさせるコメントです(上記記事のコメント欄参照)。

 匿名希望の主婦のかたからもいただきました。
 これまたひさしぶり。

 こんな記事に反応したら、自分とこがセックスレスと疑われるのでは?
 などという懸念を乗りこえての勇気あるレスに感謝します。

 なかには、ヤフーニュースが流れた時点でこの記事を読み
 私がブログに書くだろうと読んでいたというレスもありました。

 あはは。
 わかりやすくてすみません。

 これもまた広い意味でもコミュニケーションですかね?
 話す前から話す内容が判っているのだから、かなり高度です。

 これくらい互いのことが分かりあっていれば
 セックスレスにはならないのでしょうが…。

 コミュニケーションとセックスは
 深い関係にあるようです。
 
 村上春樹さんの『おおきなかぶ、むずかしいアボガド』のなかにも
 そんなエピソードがあったとおもいますが。

 逆にそんだけコミュニケーションがしっかりしていれば
 べつにセックスレスでも問題にならないということもあります。

 そういう意味では
 「コミュレス」「レスレス」こそが問題なのかも?

                ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳

2011年12月1日木曜日

セックスレス? by.離婚事件にも取り組む福岡の弁護士



 ヤフーニュースの【こぼれ話】に
 フランスの離婚事情に関する記事がでていました。

 「セックスしなかったと夫に妻への賠償金支払いを命令」
 という記事。

 時事通信 11月30日(水)14時36分配信によるもの。
 もとはパリ29日AFP時事。

 数年間、妻とセックスをしなかった夫に対して
 結婚生活の義務を果たさず、妻の欲求不満に対して賠償責任がある

 として、1万ユーロ(約104万円)の支払いを命じた。
 「結婚した2人の間の性的な交渉は互いの愛情の表現であり

 かつ結婚によって生じる義務の一部であるという意味において
 妻の期待は正当である」。

 妻にはセックスのない結婚生活で被った苦しみ
 に対する賠償を受ける権利があると認めています。

 この夫婦はともに51歳。1986年に結婚して子供を2人もうけ
 2009年1月に離婚。

 夫の側の反論は、健康問題と長時間の労働によって
 セックスをする機会を奪われたというもの。

 これには、妻と親密な関係を持つことを完全に不可能にするほどの
 健康上の問題が証明されていないとして退けられています。

 なるほどね~やっぱフランスやね~。
 などと思ってはいけません。

 日本にもあります、こんな判決。たとえば
 京都地裁の平成2年6月14日判決(判時1372・123)。

 昭和62年6月に見合いをして、昭和63年4月に結婚。
 結婚当時、妻は35歳、夫は44歳で、いずれも初婚。

 夫は、新婚旅行中も、同居中も妻に指1本触れず
 性交渉を求めたこともなかった。夫婦の会話もなし。

 これに対し、裁判所は、婚姻生活が短期間で解消したのはもっぱら夫のみに
 原因があるとして500万円の慰謝料の支払いを命じています。

 セックスレスの「真の理由については
 「判然としない」とされています。

 なお、この慰謝料はわれわれの感覚としてやや高額ですが
 家具等の購入費が約450万円がムダになったことなどが考慮されたよう。

 時事通信やヤフーニュースがわざわざフランスの離婚事情を報じたのは
 「日本とちがう。フランスのほうが進んでいる」とおもったからでしょう。

 でも日本の裁判所のほうがずっと進んでいます。
 (そんなとこ自慢してどうする?って感じですが)

 民法には、「配偶者に不貞な行為があったとき」は裁判上の離婚原因
 となると明記されています(770条)。

 でもセックスレスが離婚原因になる、あるいは、不法行為になるとは
 明記されていません。

 でも、ま、「常識」の範囲内のことなんでしょう。あるいは、「夫婦は
 同居し互いに協力し扶助しなければならない」(752条)の一部か?

 わたくしも2,3度手がけたことがあります。
 原因はいろいろですが

 実は夫がゲイで
 そのカモフラージュのため異性と婚姻という悲劇もありました。

 草食系男子が増殖するなか、この種の紛争が増えていくのでしょうか
 それか、先の「常識」のほうが変容して

 「セックスレス?それがなにか?」
 ーなんてなったりして?

                  ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳

2011年10月13日木曜日

 蒼穹の昴



 弁護士になってから数件
 日本人男性と中国人女性の離婚事件を手がけました。

 最初のころは中国がいまだ発展途上国みたいな情況で
 離婚後の中国人女性の立場は非常に弱いという感じでした。

 最近は中国の経済的発展もめざましく
 離婚をめぐる情況も変わりました。

 離婚して中国に帰ることになっても
 それほど困らないのではないかという感じなのです。

 われわれの仕事も時代の情況とともに
 変化するなぁと感じた次第です。

 そんななか、ある人の薦めで
 浅田次郎さんの「蒼穹の昴1~4」(講談社文庫)を読みました。

 中国清朝末期、戊戌(ぼじゅつ)の政変がバックグラウンドに
 若者たちの生きざまと友情を描いています。

 戊戌の政変は1898年、西太后が、栄禄、袁世凱らとともに
 武力をもって戊戌の変法(改革)を挫折させた、反変法のクーデター。

 日本でいうと安政の大獄あたりに当たるものでしょうか
 新しい体制をめざす改革勢力を旧勢力が弾圧した事件です。

 私たちが子どものころ、義和団事件(1900年)を背景とした
 「北京の55日」という映画がありました。
 
 少し時代はくだりますが南京事件(1927年)を背景とした
 「砲艦サンパブロ」という映画もありました。

 いずれもアメリカの上から目線で描いたもので
 いたいけな僕らはそのような中国観を形成させられたものでした。

 その後、坂本龍一さんの音楽も記憶にのこる「ラストエンペラー」を経て
 「蒼穹の昴」。

 そこで描かれる若者群像は、日本の維新前夜のおける若者らの活動
 となんら変わりありません。

 あたりまえというべきか
 「壬生義士伝」における浅田節とおなじ心情なのです。

 広大な蒼穹のなか、昴に導かれ、あるいは、昴をめざす心意気に
 国、人種、時代の違いはないんですね。
 

2010年10月28日木曜日

 徳田宣子弁護士の「離婚」



 きのうは筑紫地区の士業学習交流会でした。

 士業とは行政書士、公認会計士、司法書士、社会保険労務士、税理士、測量士、土地家屋調査士、弁護士、不動産鑑定士など末尾に士がついている専門職のこと。

 2年ほど前から2か月に一度集まって、毎回20名くらいの参加。
 あ、筑紫女学園の先生2人もメンバーになっていただいています。
 先生がたは社会福祉がご専門ということで「祉」業ですが。

 それぞれ自己の専門分野は知っていても
 他の隣接業種のことは知っているようで知りません。

 学習し交流を深めることにより
 自己のスキルアップをはかるとともに
 みなさまに対するワンストップ・サービスをご提供できればと考えています。
 
 ワンストップ・サービスとは
 複数の専門職にまたがるご相談を各窓口へたらい回しにするのではなく
 ひとつの窓口ですべてまかなえるようにすることです。
 
 学習交流会では、担当者が専門分野のトピックを紹介したのち
 みなで熱く議論します。

 これまで携帯電話の中継基地の話、対人関係スキルから
 司法書士さんの恋愛話まで多様で興味深い議論がなされました。

 きのうの担当はわが事務所の徳田宣子弁護士。
 テーマは「徳田はこんなふうに離婚事件と接しています。」
 (以下、手前みそなところはご容赦ください。)

 地域の行政機関の信頼も厚く、離婚事件の依頼は多い。
 その経験にもとづき
 DV(家庭内暴力)夫への対処法など深刻な話題を
 ユーモアたっぷりに、それでいてチャーミングに語りました。
 (動画でお伝えできず残念。)

 離婚原因を定める一般条項「その他婚姻を継続しがたい重大な事由」
 これってどういうばあい?

 ①明らかに性格が不一致なんですけど
 ②酔った弾みで1回限り肉体関係を持ってしまいました
 ③求めども求めども
 ④宗教活動に相手がはまってしまったら
 ⑤嫁姑バトル
 ⑥どのくらい別居したら、婚姻関係破綻と言ってもらえますか
 など
 われわれも首をひねる限界事例がつぎつぎ紹介されました。

 夫の携帯メールを転送受信して浮気の証拠をつかむ高度なテクも。
 これは「恋愛の巨匠」柴門ふみさんの漫画から得た情報のようですが。

 虐げられた人々に対する、どこまでもやさしい姿勢が印象的。
 われわれにも「バレないように注意して!」。
 (む…。浮気はしないで!じゃないの?)
  
 離婚事件のノウハウのほか、恋愛の裏ワザも惜しげなく披露。
 へぇ~そうなんだ(目からウロコ、背から冷や汗)。

 懇親会は春日原の焼き鳥「松の湯」さんで。
 次回は公認会計士さんによる「裁判と株価」の予定。
 

2010年10月24日日曜日

 伝教大師窟~宝満の祈り~



 私は縁起などあまりかつぎません。
 でも西南方面の離婚事件は苦手です。
 いわば西南の方角が鬼門です。

 平安の人々は真逆。
 鬼門は北東=丑寅の方角です。
 北(0時)が子、北北東(1時)が丑、東北東(2時)が寅、東(3時)が卯なので。

 陰陽道では、鬼が出入りするとして、丑虎を万事に忌むべき方角としています。
 陰陽道は、古代の中国で生まれた自然哲学思想・陰陽五行説を起源として
 日本で独自の発展を遂げた自然科学と呪術の体系。

 最近も「陰陽師」として独自の発展を遂げています。
 安倍清明の活躍が小説化(夢枕獏さん)、漫画化(岡野玲子さん)、テレビドラマ化(稲垣吾郎さん主演)、映画化(野村萬斎さん主演)されていますので。

 鬼は、頭にウシの角をはやし、トラ模様のパンツをはいています。
 これは鬼門が丑寅(ウシ・トラ)の方角だから。
 昔の人もなかなかユーモアがあります。
 
 平安京の鬼門に比叡山(848m)があります。
 伝教大師・最澄は鬼の出入りを鎮める鬼門除けとして、延暦寺を建てました。

 これとパラレルなのが、筑紫大宰府にとっての宝満山(竃門山 830m)。
 かつては竈門山寺があったとされます。

 竃門神社の最初の鳥居をくぐった右前方に礎石群がありますが
 竃門山寺跡とされています。

 最澄は入唐求法(中国留学)に先立ち延暦22年(803年)
 竈門山寺において
 渡海の平安を祈り
 薬師如来を彫像。
 この時登山し、伝教大師窟で修業されたとか。

 中宮跡からキャンプ場への道を右にわけ
 すぐのところを頂上に向かわず
 左にいくと羅漢巡りへの道になります。

 羅漢巡りの道を10分ほどいくと看板があり
 すこし登ると伝教大師窟にたどりつきます。

 ここまで登れば
 谷川岳(1977m)ほどではないにせよ
 クライマーズハイが得られます。

 岩窟のなかで祈れば
 伝教大師ほどではないにせよ
 少しは悟りが得られるかも。

 少なくとも自己のなかに飼っている鬼を鎮めることはできそうです。
 みなさまもいかが?