3月後半、北東北を遠征した。最初にめざしたのは八甲田山。八甲田山というぐらいだからすくなくとも8つの連山。甲は山で、田は湿原の意味である。最高峰は1585mの大岳。もちろん日本百名山である。
標高はくじゅう連山より低いが緯度が高いので、冬山は厳しい。豪雪地帯として知られる。積雪のニュースとなれば、麓の酸ヶ湯の積雪量3メートルとか4メートルなどと報じられている。
登頂!ふう。誰もいない。360度の絶景をひとりじめ。
新青森からバスで酸ヶ湯温泉まで入り、前泊。冬期閉鎖されている道路・温泉がほとんどだが、ここは関係者の努力により通年で営業されている。
八甲田山というと新田次郎の小説『八甲田山死の彷徨』で有名。大学時代には高倉健の主演で映画にもなった。「天はわれらをみはなした」というフレーズはなんどもCMで流された。
しかし、現地に行けば分かるが、青森歩兵第五聯隊が彷徨したのは酸ヶ湯温泉よりだいぶ手前。イメージとはかなり異なる。
とまれ、すこし偵察。温泉宿の屋根こしに大岳がみえた。山頂部にガス。風がつよそうだ。
翌日、南八甲田の山々をみながら標高をあげていく。
途中、バックカントリー中の2人づれと遭遇したほかは人をみない。
地獄湯ノ沢を登っていく。夏は亜硫酸の噴気がでているが、冬は雪の下である。
ふりかえると、南八甲田の稜線が美しい。
地獄湯ノ沢上部。スノウモンスターたちがお出迎えだ。
仙人岱。夏は湿原だが冬は雪原である。
大岳。八甲田ブルーと雪山の対比が美しい。ここからだとなだらかにみえる。
南八甲田方面。
八幡平・岩手山方面。
高度を上げていく。雪は閉まっており、チェーンスパイクでじゅうぶんだ。
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