由布岳登山はふつう東峰(1580m)に登って終わりである。が、この先、双耳峰のもう一方である西峰(1583m)まで火口縁を周回するルートがある。お鉢めぐりという。ときどき死者もでる危険なコースである。
もちろん、われわれはこれに挑戦した。時計回りが一般的とされるが、反時計回りに行く。東峰山頂からいきなり急な岩場を下る。
火口縁の稜線を東へ向かう。登山道には雪が残っていて滑りやすい。前方に小ピークが2つ見えている。
手前の小ピークの左肩に一枚岩がみえている。このあとあれを乗り越さなければならない。その後、奥の小ピークに登り、左側の急斜面を降りることになる。
振り返ると東峰。こちらからはドーム状になっている。
火口を隔てて向こう側は西峰。屏風のようである。
手前の小ピークの左肩、一枚岩をよじ登る。
一枚岩を乗っ越す。高度感がある。滑り落ちれば大怪我を免れないだろう。
東端の小ピークから下降縁を急降下。手前の登山者の右肩に最大の難所であるゴジラの背が見えている。
ロープを使い、垂直に下降する。
いよいよお鉢めぐりのハイライト、ゴジラの背と呼ばれる難所である。両側が切れ落ちている。危険。滑落すればただではすまない。
ここまで来て、どうしても怖ければ、右側に迂回ルートがつけられている。どうしますか?と訊かれている。ここでももちろん、ゴジラの背を行くこととする。
たしかに危険であるが、三点確保を守りさえすれば落ちることはない。三点確保とは両手両足のうち、一点だけをうごかし、他の三点はしっかり岩を確保しながら移動することをいう。
左側に迂回しようとしているが、間違い。いかに高度感があるとしても、正面の岩の背を乗り越していかなければならない。
ようやくゴジラの背を乗りきることができた。ふう。












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