2026年4月10日金曜日

【不動産・かわら版】転貸OKなら民泊もOK?

 


★ 民泊利用で大迷惑? ★


 所有する戸建て住宅をサブリースのような形で転貸借。使用目的は「住居」。転貸は承諾する契約だった。


 しばらくして、近隣住民から騒音やゴミ出し方法などの苦情が殺到。どうやら転借人が勝手に民泊をしているよう。


 「転貸OKなんだから、民泊もOKでしょ?」と開き直る賃借人。

 契約解除して退去を求めることはできますか?


 いわゆる民泊法上、「生活」の本拠を宿泊「事業」に使うのが民泊。転貸OK、つまり居住用の又貸しがOKならば、民泊もOKだ、という言い分はとおるのでしょうか。


 裁判例(東京地判平成31年4月25日)は、特定人の住居使用と不特定人の宿泊使用とでは、使う人の意識等の面から、使い方に差異が生じるのは避けがたいなどと判示。


 「転貸OKなら民泊OK」という主張は認めませんでした。


 とはいえ、薄氷は踏みたくない。転貸をあらかじめ承諾する契約をするなら、「居住」使用目的を明確に定義する、民泊使用を禁止事項にあげておくなどの対策が可能です。


 お困りの際は、お気軽にご相談ください。


富永

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